もうすぐでクリスマスがやってきて、年の暮れも近づいてきました。

今回は、クリスマスや年末のパーティーで活躍するピザのレシピをご紹介します。

のレシピです。

大人数が集まる場で、アレルギーがある方やヴィーガン・ベジタリアンの人も食べられます。

食のバリアフリーを提供できるピザとなっています。

材料（2人分:直径18㎝2枚）

• 米粉100g
• 片栗粉50g
• ベーキングパウダー5g
• 塩小さじ1
• てんさい糖小さじ1
• オリーブオイル大さじ1
• 水130cc

• 切り餅50g
• オリーブオイル15g
• 豆乳100g
• 味噌小さじ1/2
• 塩1g
• 酒10g
• にんにくパウダー2g
• ブラックペッパー

• カットトマトソース1/2パック（100g)
• プロヴァンスハーブミックス

作り方

1. 水以外の材料全てを混ぜる。
2. 生地の具合をみながら水を少しずつ入れ、調整する。
3. 手で混ぜて、耳たぶの柔らかさにする。
4. 生地を2等分にする。
5. クッキングシートで生地を上下に挟み、麺棒で伸ばす。（厚さ2～3㎜）
6. 乾きやすいので手早くする。
7. 穴をあけて200度のオーブンで5分空焼きをする。
8. カットトマトソース塗り、ハーブミックスを上からかける。
9. 好きな具をトッピングし、180度で5分焼く。
10. 完成したピザの上に作っておいたヴィーガンチーズをかける。

1. 切り餅を火が通りやすいように適当にカットする。
2. 餅以外を鍋に入れ、温める。
3. 餅を入れ、混ぜ合わせる。（餅を焦がさないように注意）
4. 餅の伸び具合によって豆乳やオリーブオイルを足す。

トマトの栄養効果

リコピンの抗酸化作用でがん予防

トマトの赤色は、リコピンという抗酸化物質が関係します。

近年の研究により、動脈硬化や生活習慣病、老化の防止効果があることが分かってきました。

さらには、その強い抗酸化力によりがんを予防する働きもあることが判明しました。

リコピンは、体を錆びつかせる活性酸素の働きを抑える作用があります。

その効力はβカロテンの2倍、ビタミンEの約100倍と言われます。

色が濃いトマトの方がよりリコピンが多く含まれます。

消化促進と整腸作用

トマト特有の酸味は胃液の分泌を促し、タンパク質などの消化を助けます。

そのため、タンパク質との摂取がおすすめです。

また、ペクチンが豊富なため、整腸作用が期待できます。

降圧作用

トマトにはカリウムが豊富に含まれます。

100gあたり200㎎です。100gのきゅうりと同じくらいのカリウム量です。

そのため、血圧を下げたり、むくみをとる効果があります。

高血圧が気になる方にはおすすめの食材です。

しかし、カリウムは水に溶ける性質があるので、水につけたり、茹でこぼしたりすると、カリウムは流出してしまいます。

調理前のカリウム量にと比較すると、1/3〜2/3のカリウム量となります。

抗血栓作用

トマトをカットすると、黄色の種がでてきます。

この種を包む黄色の液には抗血小板作用があります。

血液を固まらせる血小板の働きを抑制するため、抗血栓作用が期待できます。

ぜひ、種の部分も残さず摂取してください。

美肌作用

トマトにはビタミンCが含まれます。

ビタミンCが細胞と細胞をつなげるコラーゲンの生成に役立つます。

そのため、美肌効果や、血管を丈夫にする効果があります。

効果的な調理法

リコピンは生で摂取するよりも加熱した方がより抗酸化力を期待できます。

加熱により細胞壁が壊れて、リコピンが溶け出し、吸収率が高まるからです。

また、リコピンは天然カロテノイドの一種であり脂溶性のため、脂質と一緒に摂取すると吸収率が高まります。

そのため、オリーブオイルやアボカド、数粒のナッツと摂取するのがおすすめです。

特にアボカドはトマトのリコピンを最大限に吸収させます。

なお、トマトのナイアシン、ビタミンB6が脂質の代謝を円滑にするため、相乗効果が期待できます。

最後に

ヴィーガンピザのレシピのご紹介はいかがでしたか？

ヴィーガンでも工夫すればチーズやピザを食べることが出来ます。

みなさんも、今までの料理をぜひヴィーガンにしてみて、新しいレシピを楽しんでください。

今回は、レシピと一緒にトマトの栄養効果についてもご紹介しました。

ピザのトッピングやソースにトマトを使用することで、オーブンの加熱やオイルにより効率的にリコピンを摂取できます。

参考：「食材＆食べ合わせ　食べ方で差がつく」　小池　澄子