ヴィーガンになりやすい国ランキング【勝手にランキング】

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ヴィーガンヴィーガン上級編
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ヴィーガンの食事とは、プラントベースの食事です。

肉・魚・卵・乳製品・白砂糖・ゼラチン・蜂蜜などを摂取しません。

植物性由来の食事を意味します。

今回は、その食事に焦点を当てて、ダイエタリーヴィーガンになりやすいと思う国を勝手にランキング化しました。

ヴィーガン人口率・食文化・代替えタンパク質・ヴィーガンレストラン数・ヴィーガンアクションの5つの視点から分析しています。

以下の記事では「ダイエタリーヴィーガン」についてご紹介しています。

ヴィーガン(vegan)とは?~後編
ヴィーガンとは、全ての動物の命と権利を尊重し、なるべく動物から搾取しない生き方です。そのため、レザーやファーも身に付けません。エンバイロメンタルヴィーガンとダイエタリーヴィーガンについて紹介します。ヴィーガンは健康や環境(問題)を考えて取り入れる人がいます。ヴィーガンになる人は3種類の理由に分かれます。

No.1 アメリカ

ニューヨーク
グラフ、ヴィーガン

アメリカは人口の6%がヴィーガンです。

ヴィーガンがここ数年で急激に増えています。

アメリカではセレブや芸能人、アスリートなど影響力のある人たちの中でヴィーガンが広まり、それにインスパイアされてヴィーガンを始めた人が多くいます。

アメリカの食事といえば、バーガーやピザなどの高カロリーなジャンクフードです。

肉類やチーズがたっぷりと使われています。

ヴィーガンを始める際、子どもの時からずっと食べてきたその食事からプラントベースの食事に変更するのは難しいと思います。

しかし、アメリカの食事が健康的ではないため、ヘルシーな食事にし自分の健康を守りたいと考えている人は、ヴィーガンにすんなりシフトする人が多くいるそうです。

アメリカの食品業界では2019年からヴィーガンの市場が大きく広がりを見せています。

そのため、スーパーには冷凍のヴィーガンハンバーグ、ヴィーガンソーセージなどが多く見られるようになりました。

これらは「フェイクミート」ともよばれます。

フェイクミートとは、肉の見た目をした植物由来の肉です。

アメリカでの代替えタンパク質は、豆やアボカド、フェイクミートなどです。

アメリカではハンバーグのフェイクミートが安い時には2つ入りを99¢で買えます。

また、ヴィーガン市場はスーパーだけでなく、レストランでも広がっています。

ブリトーのお店などでは、ヴィーガンやベジタリアンのために豆のブリトーがあります。

アメリカには、ヴィーガンおよびべジのオプションがある店は約37,152店舗あります。

ニューヨークは9,670店。 ロサンゼルスは7,676店です。

ニューヨークは多種多様な食事が集まっている中で、ヴィーガンフレンドリーなお店が多くあります。

アメリカの一部の学校や病院ではヴィーガン食が導入され始めています。

2019年、カリフォルニアの新しい法案では、より多くの植物ベースの食事を学校で提供することが奨励されました。これは、気候変動を抑制し、生徒の健康を改善することを目的としています。

また、カリフォルニアの多くの学校では、すでに生徒にヴィーガンのオプションを導入することに成功しています。

ロサンゼルスの学区では、ファラフェルフラットブレッドやヴィーガンチリビーンズなどのヴィーガンミールを紹介するプログラムが大成功を収めたため、LAUSDの食品サービス部門は、このプログラムを学区内のすべての学校に拡大することを推奨しました。

病院においてもヴィーガンの波が来ています。

2019年、ワシントンDC評議会は健康病院改正法を導入しました。これは、ワシントンDCの病院に、ベーコンやホットドッグなどの加工肉を排除し、植物ベースにすることでメニューの栄養価を改善することを義務付ける法案です。

ニューヨークの病院で植物ベースの食事を法律にすることにより、心臓病・糖尿病・肥満の患者が減少することが期待されています。

No.2 台湾

台湾
グラフ、ヴィーガン

台湾は人口の5%がヴィーガンです。ベジタリアンは14%に上ります。

台湾では「仏教」の「不殺生戒」に基づいて菜食である人が多いです。

宗教的理由でベジタリアンであったり、一定期間を菜食にする民間信仰に基づいていたりし、菜食が健康的であると認知されるのは日本よりも早かったと思います。

月曜日には菜食食品にお得な割引がある「ミートフリーマンデー」があり、多くの場所で取り入れられています。

お店では大抵、菜食用の食事があるため困りません。それは乳製品や魚不使用のヴィーガンであることが多いです。

このように、菜食文化がもとから存在し、こんにゃく・きのこを使ったもどきの肉や大豆ミートが多くあります。

豆腐や豆乳も身近にあり、代替えタンパク質も豊富です。

台湾ではヴィーガンおよびべジのオプションがある店は6000店舗以上あります。

No.3 イギリス

イギリス、地下鉄、チューブ
ヴィーガン、グラフ、イギリス

イギリスは人口の7%がヴィーガンです。

イギリスはヴィーガンの発祥地であり、ヴィーガン人口率は世界一位です。

食文化として有名な料理は「フィッシュ&チップス」、「ローストビーフ」や「パイ料理」です。牧草地が多いため、チーズも身近な食材です。

動物性食品が多くあるイギリスですが、健康志向や自然派の流行により、オーガニック食材やベジタリアン・ヴィーガン料理が人気となっています。

現在、イギリス人の食は動物性から植物性に移行し、ヴィーガンが先行しています。

また、イギリスは動物福祉や環境問題への関心が高く、それを理由にヴィーガンとなる人も多くいます。

2019年に発売されたイギリスの食品の新製品は、23%がヴィーガン向けでした。

イギリスの肉・魚・卵・乳製品の消費量は減少傾向にあります。その波を受け、イギリスの大手スーパーでは肉・魚の販売を停止しました。

2020年11月1の「世界ヴィーガンデー」にイギリス初の「ヴィーガンのお肉屋さん」が開店しました。代替肉加工品のため、見た目は完全にハムやソーセージです。

イギリスではヴィーガンムーブメントが生じ、ヴィーガンの抗議運動や活動が活発です。

それにより、法律さえも動かしています。

2020年1月には、「エシカルヴィーガンは哲学的信念があるため、職場で権利が保護される」ということが判決されました。

これは、黒人差別やLGBTQ差別、女性差別と同様に、職場でヴィーガンに対する差別的行動や発言が禁止され、ハラスメントとされることを意味します。

イギリス人の子どもの70%は、「ヴィーガンの給食が欲しい」と答えています。

ただ、その食文化により、家族の理解が得られにくく、「帰省して家族と一緒に食事をするのが怖い」と感じる人が多くいるそうです。

若いミレニアム世代は確実にヴィーガンへ移行しています。

将来イギリスを作っていく若い世代がどんな国にしていくのか、今後のイギリスの動向がとても気になりますね。

イギリスではヴィーガンおよびべジのオプションがある店は12,822店舗、 ロンドンには1,000店以上あります。

No.4 ドイツ

ドイツ、ベルリン
ヴィーガン、グラフ、ドイツ

ドイツは人口の1.6%がヴィーガンです。

ドイツはヨーロッパの中で最もヴィーガンが浸透している国です。

そのため、ドイツではヴィーガンムーブメントも活発です。

ベルリンは、ヨーロッパ最大のヴィーガンサマーフェスティバルの開催地でもあります。

 2019年、第12回年次フェスティバルが8月23〜25日にアレクサンダー広場で開催されました。

ドイツはオーガニック大国ベジタリアン大国であり、健康志向が広まっています。

ドイツで生活すると、ベジタリアンとノンベジの人が一緒に食事をする機会も多いと思います。

ドイツの連邦食糧農業省の調査によると、「ドイツ人の35%がベジタリアンおよびヴィーガンの食品は非常に重要である」と考えていす。

そして、ドイツ人の63%が、肉の消費量を削減しようとしています。

これは、動物福祉と環境への懸念によることが多いです。

現在、「制限なしに肉を食べる人たちがドイツで少数派である」ということが、最近の調査により判明しました.

しかし、ドイツは元来、肉食文化です。

そのため、ヴィーガンブームに伴い、代替え肉が多く販売されました。

スーパーでは気軽にヴィーガンのソーセージやサラミ、ハムなどが手に入ります。

ドイツではヴィーガンおよびべジのオプションがある店は約9,000店舗です。フランクフルトには3,445店舗あり、 ベルリンには1,600店舗あります。

ベルリンは様々な人種がミックスしている街であり、店にはベジタリアンやヴィーガンの食事が当たり前のようにあります。

通常メニューに、ファラフェルや豆腐を追加することで、ヴィーガン客に対応しています。

ベルリンは、ベジタリアン料理、ヴィーガン料理、持続可能な料理に関して、ヨーロッパで最も影響力のある都市の1つです。

西半球でヴィーガンレストランの選択肢が最も多い場所の1つである、ベルリンのベジタリアンとヴィーガンの人口は着実に増加しています。

ドイツ国内の多くの都市は、持続可能な食品消費というベルリンの姿勢を取り入れようとしています。

No.5 日本

日本、森
ヴィーガン、グラフ、日本

日本は人口の2.7%がヴィーガンです。

世界的にはヴィーガン人口が多く、3位にランクインします。

1940年から1950年代の昭和初期まで、一般的な日本人の肉の年間平均消費量は、1日あたり約2.5gでした。

食事の93%は野菜や海藻などの植物であり、4%が魚介類、 2%が乳製品や卵、1%が肉という割合でした。

つまり、ほぼヴィーガンの食事だったのです。

内陸部に住み、魚が手に入らなかった人たちは山の植物を主に食べていました。

和食から魚を抜けば、精進料理になります。

これは台湾と同じく、仏教の「不殺生戒」に基づきます。

そのため、「精進料理」はヴィーガン料理でもあります。

しかし、無形文化遺産に登録された和食は、日本でヴィーガンとして生きることを難しくさせています。

和食にはかつお出汁が多く使用されます。

また、日本人のヴィーガンに対する「意識高い系」や「ただの究極な健康食」、「野菜しか食べない」というイメージが強く、ヴィーガンの本来の意味を知らない人が多くいます。

そんなイメージを持たれるヴィーガンは、「個性や個人を尊重する」よりも、「協調性を大事にする」という日本人特有の気質により、日本でさらに生きずらさを感じている人が多くいると思います。

そのため、世界からは、日本はヴィーガニズムとの関係性において前途多難という悪評を受けています。

ヴィーガンのムーブメントはまだ日本では多くありません。

しかし、家ではヴィーガン料理を作りやすいです。

豆腐や納豆、味噌など大豆製品が多く、タンパク質には困りません。

海外のヴィーガンからしたら、「日本では安価に豆腐が入手できるため、羨ましい」といった声も多く聞かれます。

日本ではヴィーガンおよびべジのオプションがある店は約1549店舗あります。

東京では440店舗です。東京オリンピックの影響があり、ここ1~2年で急激にヴィーガンレストランが増えました。

日本人は、もともと繊細な味が好きなため、ヴィーガンの食事を理解しポジティブに捉えることができたら、多くの人にヴィーガンの和食が受け入れられると思います。

最後に

「ヴィーガンになりやすい国ランキング」はいかがでしたか?

私見により勝手にランキング化しましたが、少しでも多くの人にヴィーガンについて知っていただきたく、この記事を書きました。

国によってヴィーガンの捉え方や食事スタイルは変わってきます。

ヴィーガンと一口に言ってもその環境によって生き方や考え方が全く異なります。

もし、自分がベルリンに住んでいたら、確実にヴィーガンムーブメントやヴィーガンサマーフェスティバルに参加し、今以上にヴィーガンを発信していると思います。

ミクジェンヌ
ミクジェンヌ

国によって異なるヴィーガン事情について知って頂け、少しでも興味を持ってもらえたら幸いです。

以下の記事ではヴィーガンの多い国をランキングし、ご紹介しています。

ヴィーガンの人口が多い国ランキング!世界で流行している国はどこ?【2020年】前編
ここ数年で、世界のヴィーガンとベジタリアンの人口は急激に増加しました。アメリカ、台湾、日本、イギリスやドイツなどのヨーロッパでも増加しています。世界でどの国がヴィーガンが多いのか、ランキングにしてまとめました。

以下は参考にした数値やニュースです。

https://www.happycow.net/
Department for Environment, Food & Rural Affairs
We are the UK government department responsible for safeguarding our natural environment, supporting our world-leading food and farming industry, and sustaining...
New York Makes Plant-Based Hospital Meals the Law
The Physicians Committee—a nonprofit with more than 12,000 doctor members—applauds New York Gov. Andrew Cuomo for signing into law on Dec. 6 a landmark bill tha...

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