- 育ち盛りのお子さんがいる人
- かぼちゃが大好きな人
- 免疫系を上げたい!
- 筋肉をつけたい!
- お腹がペコペコでがっつり食べたい!
豆腐とかぼちゃでかなりお腹にたまり、腹持ちがよく、食べ応えのあるレシピとなっています。育ち盛りのお子さんや、かぼちゃが大好きな人へのレシピです。
材料(2人分)
玄米パスタ2人分(orこんにゃくパスタ)
かぼちゃ300g
にんにく3片
*豆腐300g
*豆乳150ml
*醤油大さじ1
*味噌小さじ1
*ターメリック小さじ1/2
*ブラックペッパー小さじ1/2
*ミックスハーブ大さじ1
◎セロリ1本
◎味噌小さじ1
◎お酢大さじ2
作り方
①かぼちゃを一口大に切り、にんにくはそれぞれ半分に切る。
②にんにくとかぼちゃを電子レンジで柔らかくなるまで温める。
③トッピング用にかぼちゃをいくつか残しておき、残りのかぼちゃとにんにく、*を全てミキサーにかける。
④鍋にお酢と味噌を入れ、切ったセロリを入れて炒める。
⑤パスタを茹でる
⑥茹でたパスタをお皿に盛り、③のかぼちゃソースをかけ混ぜる。
⑦炒めたセロリと、残しておいたかぼちゃをパスタの上にのせ、お好みでトッピングをかける。
ハーブの香りで食欲がそそられます。味はあっさり目です。
濃くしたい場合は、ソース内の味噌と醤油を倍量にして調節して下さい。
ニュートリショナルイースト、パンプキンシード、ひまわりの種、セージ、フレッシュバジル、ローズマリー漬けのオリーブオイル、天日干しトマト
トッピングとして、ローズマリー漬けのオリーブオイルをかけ、パンプキンシードと天日干しドライトマトを散らしました。
セロリの抗酸化力
セロリをお酢で炒めていますが、お酢が苦手な人は水でも構いません。
セロリは生よりも、加熱や茹でることにより、抗酸化力が高くなるため、私はなるべく加熱するようにしています。
セロリが好きなので今回使用しましたが、セロリの代わりにお好きな野菜を使用しても構いません。
お酢はアミノ酸やクエン酸により、脂肪燃焼や疲労回復効果があります。
高血圧や糖尿病予防にもなり、健康効果が高いため、私はお酢が好きでよく使います。
ワンランク上の濃厚ソース
さらに濃厚にしたい場合は
・ナッツ40g
・ニュートリショナルイースト大さじ2
・植物性由来のマヨネーズ大さじ2
これを上記のミキサーの中に一緒に入れてください。
スープソース系へのアレンジ
上記のレシピは、かなりもったりしたソースでディップのようになります。
水分の多いソースが好きな人は豆乳300mlにして下さい。
ビタミンAの効果
かぼちゃはビタミンAの成分であるβカロテンが豊富です。
βカロテンは抗癌作用、抗酸化作用、免疫作用があり、また視細胞の働き、胎児の発達に重要な役割をしています。
ビタミンAはかぼちゃ、にんじん、ほうれん草などの緑黄色野菜に多いです。
脂溶性ビタミンなので、油と加熱により、効果的に吸収されます。
そのため、トッピングとして、ローズマリー漬けのオリーブオイルをかけました。ミキサーの中に少量のオイルを入れてもいいです。
また、ナッツやシード類の中に含まれる脂質もオイルと同じようにβカロテンの吸収を上げるため、オイルの代わりに使用しても構いません。
今回は、かぼちゃのビタミンCの摂取を優先したため、火による加熱はしていません。
βカロテンは、加熱により、血中内βカロテン濃度が6倍になります。そのため、βカロテンを摂取したいときは、ぜひ加熱し、オイルやナッツなどの脂質と一緒に摂取して下さい。
鉄の吸収率UP
植物性由来の鉄は「非ヘム鉄」と言われ、動物性食品の「ヘム鉄」よりも吸収率が25%劣ります。
非ヘム鉄はビタミンCやクエン酸や亜鉛と摂取すると、吸収率が上がるため、これを考慮して料理をすると貧血予防となります。
今回のレシピは、非ヘム鉄を含む豆乳+かぼちゃのビタミンC+お酢のクエン酸により、非ヘム鉄をより効果的に吸収できるレシピとなっています。
ターメリックの効果
ターメリックは抗癌作用、抗酸化作用、抗炎症作用、アルツハイマー予防となるので、毎日小さじ1/4を摂取するのがお勧めです。また、肝機能の回復を促します。
これらの効果は、ターメリック内のクルクミンという成分が作用しており、ターメリックの色が黄色なのは、この成分のためです。
このクルクミンは、ブラックペッパー小さじ1/4と合わせて摂取すると、血中クルクミン濃度が200%となるため、ターメリックとブラックペッパーは、一緒に摂取するとより効果的です。
このブラックペッパーは少量である小さじ1/20でも構いません。それによって、血中クルクミン濃度は有意に上昇します。
ぜひ、ターメリックとブラックペッパーを毎日の料理に入れてみてください。
私はターメリックの使う時、忘れずにブラックペッパーを振りかけています。
参考:Michael Greger(マイケル・グレガー)著「How not to die(食事のせいで死なないために)」
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