一般的に、乳製品は栄養価が高く、健康的なイメージがあります。一方で、栄養価の高さから、乳製品は太ると言われています。そして、乳製品はがんのリスクも懸念されています。
日本人は乳糖不耐症の人が9割いて、乳製品により下痢しやすくアレルギーの原因にもなります。
私の祖父は、健康のために毎日卵を一個食べていました。
しかし、「乳製品は発がんリスクがある」ということが、研究で分かってきました。
遺伝性のがんは、多いと思われがちですが、その割合は5~10%のみです。そのため、食生活によりがんを防ぐ必要があります。
今回は、乳製品とがんについてお話したいと思います!
- 乳製品の悪影響を知りたい!
- 乳がんが怖い!
- ピンクリボンに興味がある!
- がんになりたくない!
乳製品とがんのリスク
大腸がんや胃がん、前立腺がんや乳がんは日本で増加しているがんです。
女性においては、がんの中で、乳がんの罹患率が最も高いです。50年前は50人に1人でしが、現在は11人に1人の割合です。
男性においては、前立腺がんが増加しており、10人に1人が罹患しています。
この乳がんと前立腺がんの共通することは、ホルモン系の器官であるということです。
乳製品はホルモン系のがんのリスクが高い
乳製品は、ホルモンと関係するがんを発症させます。それは、乳がん、前立腺がん、子宮がんです。
男性においては、前立腺がんのリスクが34%上がります。乳がんがあった女性は、1日1回の乳製品を摂取することで、がんにより死亡する確率が49%も増加します。また、他の病気での死亡率は、64%増加します。
(研究データ:「JNCI (Journal of the National Cancer Institute) High-and Low-Fat Dairy Intake, Recurrence,and Mortality After Breast Cancer Diagnosis アメリカ国立がん協会の雑誌)
これにより、乳製品によるがんのリスクがとても大きいことが分かります。
食事を変えてがんのリスクを下げることができるのなら、私は、喜んでそれを取り入れたいと思います。
私の家族は乳製品を買わなくなりました!
最近は、日本製のヴィーガンの商品が少しずつ増えてきました。
アレルギーのお子さんが増えているのも理由だと思います。
乳製品のヴィーガン商品
マヨネーズにおいては「豆乳マヨネーズ」や「米マヨネーズ」というヴィーガンのものが販売されています。色々な会社が出しており、今では10種類くらいあります。
「ヴィーガン」という言葉が知られていないので、そのような表記はありません。
そのため、「成分を確認したらヴィーガンだった」というものも多くあります。
「乳製品不使用、卵不使用」であったり、「植物由来」と書いてあったりするものが、ヴィーガンになります。
上の写真は全てヴィーガンです!
値段は、
200〜250gで200〜500円です。
商品によってまちまちです。
ピンクリボンの裏側
Susan G. Comen(スーザン G.コーメン)は、アメリカの乳がんのサイトです。
この団体の有名な運動であるピンクリボンは、乳がんの早期発見や乳がん患者のサポートを目的としています。
では、ヨーグルトの蓋に、ピンクリボンを象徴するマークが書いてあるのはなぜでしょう。
本来ならば、乳がんの人は避けるべき食品です。
これは、ヨーグルトの会社が多額の資金をこの団体に投資しているからです。
そのため、そのサイトは、乳製品の癌リスクについての事実を公表していません。
乳製品を摂取しなければ、予防ができるのにです。
これは、米国肺協会がタバコ業界から資金を受け取っていたのと同じです。
ピンクリボンの取材
下記はSusan G. Comenとの電話での対話です。
「乳製品は危険であると、 なぜサイトに載せ警告しないんですか。 国立がん協会で研究データが発表されましたよね。」 に対して、 「その質問には答えられません。」 との返答でした。
そこで、オフィスに行ったところ、質問への回答はなく、撮影を断られたそうです。(Netflix 「What the health」で実際のその映像が見られます。)
ピンクリボンは病気の原因となる業界から資金を受け取っているため、正しい病気の予防を勧めることはありません。ピンクリボンは、早期発見としてマンモグラフィー検査を勧めています。 それよりも、そもそも乳がんになるリスクを減らすことが大事だと思います。
国民を危険にさらす法律
政府は国民のためにならない、法律を作り、それを施行しています。
政府は畜産業や酪農業から多額の資金を受け取っているため、彼らが利益を生み出しやすいように法律を作ります。
それは、業界での内部通報や残虐行為の撮影を犯罪とする法律です。
下記に例として法律を紹介します。
動物企業テロ法
この法律により、国民の非難から畜産業界は守られています。
例えば、畜産業に勤めている人が動物虐待をビデオで撮影し、公にした場合、動物企業テロ法により、罰せられます。
つまり、動物愛護が目的でその企業に何かアプローチをすると、テロ犯罪として動物企業テロ法により訴えられる可能性があります。
そして、さらにとんでもない法律があります。
チーズバーガー法
それは、チーズバーガー法です。
このチーズバーガー法とは、原告となる消費者が肥満になったり、肥満が原因で病気になった場合、その食品の製造者や代理店や小売業者に勝訴できないというものです。
チーズバーガー法は、タバコ業界が経験したことへの対応策です。それは、あるタバコ企業が健康被害を訴えられ、賠償金430億円(4億ドル)を払ったことです。
政府は、肉や乳製品、ファーストフード業界に同じようなことが起こらないように願ったため、チーズバーガー法ができました。
とても信じられない法律です。でもこれがアメリカです。
畜産業においては、政府が作る法律により、環境汚染や健康被害の責任は一切負うことがありません。農務省は、牛の狂犬病が判明した際も隠そうとしました。
アメリカの闇が深すぎて恐ろしくなりました。
政府はお金で動くのです。
それに対抗し、彼らにとって脅威となる活動家は殺害すると脅され、暗殺される可能性もあります。
アメリカは、自由の国というよりも、闇マネーの国という印象です。
最後に
動物性食品業界が謳う文句は確かなものであるのか疑問を持って下さい。
もちろん、植物性食品も水資源の消費や、動物を強調させて採取する方法など、デメリットや課題はあります。しかし、植物性食品による大きな健康被害はまだ聞いたことがありません。もしかしたら、研究データが出ているけれど、企業により隠蔽されているのかもしれません。
一方、動物性食品業界は政府や薬品業界と結びついているため、その力は植物性食品業界と比ではないです。
自分の健康を守るために、何を信じるべきなのか考え直すときです。
身体を作る毎日の食事はとても重要になってきます。
私は、乳がんのリスクを正しい知識に基づいた食事により回避したいと思うようになりました。
では、どのような食事が乳がんのリスクを減らせるのでしょうか?
それについては、次回、詳しく書きたいと思います!
https://vegan-japan.com/breast-cancer-risk/
参考:Netflix 「Cowspiracy:サステイナビリティの秘密」
参考:Netflix「What the health」
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