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国連が認めた〜食スタイルの中で温暖化防止となるのはヴィーガンがNo.1

国、ランキングヴィーガン上級編

国連の政府による会議が、2019年8月に開催されました。それにより、温暖化防止の対策として、食事に注目が集まりました。

今回は、国連が発表した内容についてご紹介します。

こんな人におすすめ
  • 実際にヴィーガンになるとどう環境によくなるの?
  • 温暖化対策として世界ではどう動いているの?
  • IPCCってたまに聞くけど何?

温暖化効果のある食事ランキング

机の上にある野菜とパスタ

8種類の食事と、温室効果ガスの削減の可能性を評価しています。

それによると、

1位:ヴィーガン(動物由来の食品を含まない)

2位:ベジタリアン(肉/シーフードを月に1回)

3位:フレキシタリアン(肉と乳製品を制限)

4位:健康的な食事(砂糖、肉と乳製品を制限)

5位:公正で質素な食事(カロリーが豊富な動物由来の限定食品)

6位以下は,、ペスカタリアン(シーフード)、気候の肉食動物摂取の食事(反芻動物の肉と乳製品の制限)、地中海式の食事(適度な肉、野菜が豊富)の順となっています。

IPCCについて

国連

IPCCとは何か

IPCC:Intergovernmental Panel on Climate Change(気候変動に関する政府間パネル)とは、世界有数な科学者が、人為的な気候変動のリスクに関する最新の科学的・技術的・社会経済的な知見をとりまとめて評価し、各国政府にアドバイスや気候危機の対策案を提供する政府間機構です。

IPCCは、1988 年に国連環境計画(UNEP)と世界気象機関(WMO)により設立されました。

世界の科学者が発表する論文や観測・予測データから、政府の推薦などで選ばれた専門家がまとめます。

科学的な分析のほか、社会経済への影響、気候変動を抑える対策なども盛り込まれます。国際的な対策に科学的根拠を与える重みのある文書となるため、報告書は国際交渉に強い影響力を持ちます。

2019年8月に、スイスのジュネーブでIPCC第50回総会「土地関係特別報告書」が公表されました。

世界各国政府の代表、世界気象機関(WMO)、国連環境計画(UNEP)、気候変動枠組条約(UNFCCC)等の国際機関等の関係者が出席し、日本からは、文部科学省、林野庁、経済産業省、気象庁、環境省など計13名が出席しました。

IPCCの報告書内容

107人の科学者が国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)のためにまとめた今回の報告書は、西側諸国での肉や乳製品の大量消費が地球温暖化を助長していると警告しています。

森林の破壊が継続し、牛やその他の集約的な農業慣行からの大量の排出が気候変動を激化させ、土地への影響をさらに悪化させるとしています。

温室効果ガスの排出を削減するために、植物ベースの食事に切り替えることを提唱しており、肉や乳製品の摂取量を減らすことを強く支持しています。

地球温暖化を産業革命前の水準よりも2℃低く保つためには、世界中がベジタリアンの食事になるという、大きな変化が必要であると結論付けています。

対応策としてヴィーガンの食事を推奨

報告書によって提唱された措置の中には、ベジタリアンおよヴィーガン食への大きな転換の提案があります。

「雑穀、豆類、野菜、ナッツ類、種子に基づくものなどの健康的で持続可能な食事の消費は、温室効果ガスの排出を削減するための大きな機会をもたらす」 と報告書は述べています。

しかし、より多くの野菜やプラントベースの食事を取り入れることに関する対策は、政府と個人の問題です。これは、IPCCも認めており、ヴィーガンやベジタリアンを強要してはいません。

ジュネーブで世界政府によって承認されたこの報告書は、人類が厳しい選択に直面していることを明らかにしました。

豊かな国の消費者(先進国)は、集中的に生産された肉や乳製品の消費を減らすことで即座に行動することができます。

食品が生産される過程で、環境に大きな影響を与えることが証明されています。

ヴィーガニズムへ

ヴィーガニズム

このIPCCの報告書は、ヴィーガンにとって非常に重要であり、ヴィーガニズム(veganism)を推すことになったと思います。これは、これまでの畜産業の気候危機への影響に関する、最も徹底的で信用度の高い研究結果であり、その結論は明らかです。


個人レベルで行える最も効果的な地球温暖化対策は、ヴィーガンになることだと思います。

この壊滅的な環境災害を回避するためには、プラントベースの食事へのグローバルな切り替えが必要となります。

政府がヴィーガン食を強要しないならば、私たちが自ら、そのニーズがあるという姿勢を示していかなければなりません。

気候変動を止めるための最大の方法はヴィーガンになること

2018年オックスフォード大学による史上最大の研究

ついに、オックスフォード大学からも研究データが発表されました。

イギリスはヴィーガンの発祥地であり、現在もヴィーガンの人口が増えています。

この研究結果は、ますますヴィーガニズムを巻き起こすと思います。

すでに、イギリスのスーパーでは肉や魚の販売が中止されたり、大学で肉の提供が廃止になったりしました。家畜による地球温暖化への影響を考慮した結果です。

これが、ヨーロッパへと広がり、アメリカまでにも広がって欲しいと思います。

また、「雑食は菜食よりも温室効果ガスを2.5倍多く排出する」という研究結果もあります。(英の研究チーム)

地球のことを考えたら、食事をプラントベースに変えるのが一番かもしれません。

2050年に人類がヴィーガンになったら

皿の上に緑色のハーブと、白と黄色の花

もしも、全世界が2050年にヴィーガンになったら、 たったその一年だけで、温室効果ガスの排出量を3分の1に減らすことができ、 気候被害や健康に関する出費を2.5兆ドル(日本円で約280兆円)、世界の死亡率を10%(慢性疾患での死亡者が800万人)減らすことができます。

いかに病気の治療のための医療費用がかかっているかが分かります。

動物性食品はすべてにコレステロールが含まれています。コレステロールはがんのエサとなり、がん細胞を増殖させる原因となります。

世界規模で、この健康的かつ基本推奨を満たす食事を取り入れた場合、 500万人の命を救うことができます。ベジタリアンの食事は700万人、そしてヴィーガンの食事は最大の効果をもたらします。

これは、ヴィーガンの食事がより、病気で死ぬリスクを減少させることが示唆されています。ヴィーガンの人の健康診断の結果は、すべてがA判定であることが多いです。

知人の話

悪玉コレステロールが250mg/dLだった患者がいました。しかし、次回の健診時、その患者の悪玉コレステロール値が急激に低下したため、医者が聞きました。

「どのような食事をとっているんですか?」

これに対し、患者は「動物性食品を一切取るのをやめました。ヴィーガンの食事にしています。」

最後に

食事の選択ができるのは、とても恵まれている環境です。

途上国や貧しい地域では、日々の食事がままならなかったり、安いファーストフードしか買えなかったりする人々がいます。彼らは食べるものの選択ができません。

彼らの前でヴィーガン食品について語るのは侮辱にあたると思います。

しかし、食の選択ができるのであれば、今後は未来を見据えて、考えて商品を買う必要があるのかもしれません。

食事は水、海、土地、動物、森林、貧しい国々の人の生活、この地球すべてに繋がっていると思います。

多くの森林伐採によって得た土地で、大量の穀物を牛が消費し、糞尿で川を汚染し、近隣住民である低所得者や有色人種の人たちが健康被害を訴えています。

今日食べたその牛肉は、もしかしたらその過程を辿ってきたのかもしれません。

ミクジェンヌ
ミクジェンヌ

地球や人、全体を考えて、何か行動したいと感じることがあれば、食事の選択を変えてみて下さい。

環境省 Ministry of the Environment https://www.env.go.jp/press/107068.html

bbc.com :「Plant-based diet can fight climate change – UN」08.August 2019

the guardian.com :「We must change food production to save the world」04.Aug 2019 

the irish times.com :「Move to plant-based diet ‘effective way to reduce carbon emissions’ – IPCC」08.Aug 2019

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