私は今はヴィーガンですが、最初は、健康のために動物性食品を摂取しないダイエタリーヴィーガンでした。
そのダイエタリー(食事の)ヴィーガンからエンバイロメンタル(環境の)ヴィーガンとなった経緯について、私の過去も織り交ぜながら書いていこうと思います。
- 環境問題に興味がある!
- エコな生活をしたい!
- エシカル消費に興味がある!
- 地球温暖化に対して自分も何か行動したい!
幼少期の私は環境オタク
地球温暖化については、小学生の時から関心がありました。それは、ある一冊の本との出会いがあったからです。
その本とは、アメリカ元副大統領アル・ゴアが著書である「不都合な真実」です。私は、それを読んだ日から、地球温暖化の話の虜になりました。
この本が本当に好きで、学校の作文ではこの本と地球温暖化の危機について書きました。
その本を読んだ後、温暖化の対策として何か効果的な方法はないかと考えました。
そして「地球温暖化で淡水が枯渇し、海水が増加しているなら、海水を淡水に変えればいいのではないか」と思いつきました。
ちょうどその数週間後に、
「海水を淡水に変化させる技術を開発しました。しかし、これはまだ規模が小さく商業化することが課題となります。」
というニュースを見て、自分は将来、環境問題の道が合っていると思いました。
その頃から気候危機を訴える映画(2012やデイアフタートゥモローなど)も好んで見ていました。
高校生になり、環境系の道に行くか、看護師の道に行くか迷い、一応どちらでもなれるように理系を選択していました。
しかし、高校3年生になり、将来の職の安定性を考えて看護師となることを決意しました。(ナイチンゲールの精神は皆無です)
それから今まで、自分のこのルーツを忘れていました。もともとは環境問題にとても関心があったことです。
地球温暖化についての情報をキャッチする
環境問題への興味が再燃し、日頃見るものが変わりました。
インスタグラムではヴィーガンや環境活動家のヴィーガンの人たちが食事と地球温暖化について情報を発信しています。
ヴィーガンになって確実に私のインスタグラムのフォローワーが変わりました。
ヴィーガンや環境活動家の人が多くなりました。
YouTubeで見るのは、もっぱらヴィーガンの人のYouTubeでした。
彼らが紹介していたエコな買い物や生活は、私が全く知らなかったことです。
最近では、企業側も環境問題を意識しているため、新しいエコな商品が増えてきました。
それによって、環境問題は食事だけでなく、日用品や化粧品にも関与することを知りました。
エンバイロメンタルヴィーガンとなる
ヴィーガンとなり、一気に幼少期にあった環境問題への想いが爆発しました。
それからの環境意識の行動変化が目まぐるしかったです。
もともとエコバックや、使用したサランラップを洗って数回使い回していましたが、
外出時は、必ずエコバック、マイボトルやマイコーヒーカップを持っていくようになりました。
食事をテイクアウトして外で食べる日は、カトラリーを持っていきます。
タピオカが好きなので、飲むような日はマイシリコンストローも持っていきます。
サランラップは洗って使えるエコなラップを購入しました。
他にも様々あります。詳しくは、また別の記事で紹介したいと思います。
今では「エシカルな(倫理的)消費」を心がけています。
これは、地球や、貧しい地域での労働者に配慮した買い物を意味します。
これに基づいて、「オーガニック」、「フェアトレード」、「持続可能な(サステイナビリティ)」、「児童労働なし」「紛争鉱物なし」、「地産地消」など幅広い消費行動で社会や地球に貢献できます。
このように、始めは健康を意識したダイエタリー(食事の)ヴィーガンでしたが、半年後にはエンバイロメンタル(環境の)ヴィーガン、また、全ての動物の権利を尊重したエシカル(倫理的な)ヴィーガンにもなりました。
「この3つが理由で行動をしているヴィーガンは何というのか」と外国人のヴィーガン友達に聞いたところ、
「パーフェクトヴィーガン」や「コンプリートヴィーガン」と言うわけではないらしく、ただの「ヴィーガン」と言うそうです。
最後に
私が食事の意識から、環境問題まで意識を広げていったのは、他のヴィーガンの方が情報発信をしていたからです。その情報を得て様々なデータを知り、世界で何が起きて、何が問題となり、どう行動していくべきなのか、明白に分かりました。
日本では、まだこのような情報が少なく、メディアにも取り上げられていません。ヴィーガンという言葉は少し聞くようにはなったけれど、それは「肉を食べない、完全菜食主義」という紹介くらいです。
ヴィーガンという行動が、どう環境や動物、貧しい国に住む人々、この地球全体に及ぼすのかまでは教えてくれません。
自分が情報をキャッチできるような環境にする必要があります。
SNSでは、ヴィーガンの方や、環境活動家、動物愛護団体の方々が情報発信をしているので、みなさんも興味があれば、情報をキャッチできるように、環境を変えてみて下さい。
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