今回はシリアスな題材となっています。
これはヴィーガンの考え方を知ってもらうために書きます。
断っておきますが、ヴィーガンの人すべてがこのタイトルのように考えているわけではありません。
しかし、タイトルに書いたように、「動物は人間の所有物ではない」と捉えているヴィーガンの人は少なくないと思います。
- 動物の扱いに疑問を持っている!
- ヴィーガンが「動物から搾取しない」という考えを知りたい!
- 動物に権利ってどういうこと?
- ヴィーガンって何考えてるの?
「ペットは友達。家畜は食品。」というカテゴリー
(ペットという言葉自体が所有物を意味するかもしれませんが、海外でいう”犬や猫は家族”というニュアンスで捉えて下さい。)
「ペット」と「家畜」は
人間が決めた役割でありカテゴリーです。
それを取り払ったら残るのは感情や個性があり、『生きたいという本能がある動物』であることです。
これはある一部の人間が勝手に決めたカテゴリーです。
これを取り払ったら残るのは
何の違いもないただの人間です。
だからカテゴリーに縛られる必要は
全くないと私は思います。
根拠がなく、ある一部の人にとって
都合が良いようにできた役割に過ぎません。
今、その間違いに人は気付いて
悪き習慣となったそのカテゴリーをなくすように努力しています。
動物へのカテゴリーも同じだ思います。
動物の彼らからしたら、お互いの違いは感じません。同じ動物であることだけです。
人間も人間であることに差異はありません。
肌の色や出身で優劣をつける意味が全くないのと同じように、
動物もカテゴリーにより優劣をつける意味は
全くないんじゃないかなって私は思います。
動物の権利に対する偉人の名言
アリス・ウォーカーの名言
この世界の動物は自分自身の理由のために存在する。
黒人が白人のために作られたのではなく
女性が男性のために作られたのではないのと同じように、
動物たちは人間のために作られたのではない。
アリス・ウォーカー
The animals of the world exist for their own reasons. They were not made for humans any more than blacks were made for whites, or women for men.
Alice Malsenior Walker
(1944年2月9日 -)
アフリカ系アメリカ人の作家であり、フェミニスト。
エイブラハム・リンカーンの名言
私は人権だけでなく動物の権利にも賛成である。
それが人間全体の道だ。
エイブラハム・リンカーン
I am in favor of animal rights as well as human rights. That is the way of a whole human being.
Abraham Lincoln
(1809年2月12日 – 1865年4月15日)
アメリカの元大統領。
最後に
時代とともに大きく変化し、全ての人に影響するものとは、「常識」です。
「常識」は必ずしも正しいことであるわけではありません。
歴史を振り返れば、そう思うでしょう。
なので、自分の持っている前提を疑い、アップデートすることはとても大事だと思います。
私たちは前提という枠組みで生きています。
その枠組みは社会的に形成された価値観です。
これは利益のためが多いと思います。
なぜなら、一部の権力を持った人たちが作ったものだからです。
歴史は繰り返すためにあるのではなく、そこから学ぶためにあると思います。
みなさんは、動物と人間の今の関係についてどう思いましたか?
何か感じることがあれば幸いです。
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