今回のトピックはかなり衝撃ですね。
どうして、これについて書こうと思ったかというと、ネットで「ヴィーガン 」と検索すると、一番に「ヴィーガン 頭おかしい」が出てくるからです(笑)
なので、多くの人がこの疑問の答えを知りたいのかな、と思いました。
- ヴィーガンは頭おかしいの?
- どうして頭おかしいと言われるの?
- ヴィーガンは実際どんな人?
- ヴィーガンになる人の傾向ってあるの?
正直、ネットで「ヴィーガン 頭おかしい」が一番にヒットしたのを見て、笑ってしまいました。
私は確実に変人で頭おかしい部類に入ると思います。
ヴィーガンは変人で頭おかしい
結論から言うと、当たっていると思います。
私のヴィーガン友達である外国人も
Yeah, absolutely.lol
と答えていました。
私の数少ない日本人のヴィーガン友達も変わっている人が多いです。(いい意味です)
でもそれは、あくまでもヴィーガンに対する疑問を持つ人たちから見たヴィーガンであると思います。
その中で共通しているのは、自分の考えや意見を持っていることです。
周りと一緒で、同じ行動をするのはとても心地よく、連帯感や安心感があります。
また、日本の社会の基盤はそれであると感じます。
しかし、私の出会ったヴィーガンの人たちは、こういった雰囲気を感じさせず、考え方が突飛でグローバルであり、左派の人たちが多いです。
また、とてもエネルギッシュで、生き生きとしています。
そして、心身ともに健康な感じを受けます。
幼少期も頭おかしい子供だった
私は幼少期の頃から、この「人と同じことをする」ことがあまり好きではありませんでした。
「友達がやっているからする、周りがそうだからそうする」
その理由は?私も本当にしたいことなの?自分がしたいことは何?
協調性という連帯感から自分は何が得られるの?どう変わるの?自分の意見は?
そう考えていました。
子供時代のある日、太ってもいないけど周りよりも早く女性らしい体になった友達が、ある友達に太っていると面と向かって言われた時、
それは〇〇ちゃんの身長が高いからだよね。その分体重があって普通じゃん。
友達が暴力を受けた時、
やめなよ、なんでするの。蹴られて痛いじゃん。楽しいのは自分だけじゃん。
とにかく空気を読むよりも、自分の感じた「それは違うと思う」ということを声に出す変な子供でした。
人一倍、正義感だけは強かった気がします。
流行のファッションやドラマ、人気番組、音楽に特に興味がなく、一人で本を読んだり、映画を見たりする方が好きでした。
映画はアメリカやイギリスの社会問題や健康問題、地球温暖化が題材の作品をよく見ていました。また洋画や洋楽が好きでした。
なので、興味があるのは温暖化・海外の健康問題など。
現在のエンバイロメンタルヴィーガン・ダイエタリーヴィーガンに繋がったのは幼少期からのこの背景があったからなのかと思います。
もちろん、そんな感じであるため、友達との会話で知らないことやついていけないことがたくさんありました。
でも、それは興味のないことだったので、会話についていけなくても寂しさを感じず、全く悩みませんでした。
それよりも家に帰って、早く知りたい別の世界がありました。
親からは
友達は大事なんだから、もっと友達と遊びなさい
と言われていました。
小学生の時はバスケ部や陸上、水泳部に入っていたので、運動部として活動している時以外は友達と積極的に遊ばず、一人遊びが好きでした。
とにかく本が好きで、休日は兄弟のバスケの練習でいく公民館に、私も一緒に連れて行ってもらい、一人もくもくと公民館の図書室で本を読みあさっていました。
もちろん、図書館は色んな地区の図書館に巡り、家族5人の図書カードを全て手に持ち、何十冊も借りていました。(完全にナード、、、)
でも、母が言ってた友達の大切さが高校生になってから分かりました。
一人の時間が必要なのは今でも変わりませんが、友達は一生ものです。
幼少期の時から強かった正義感が、今のヴィーガンの行動源になっているのではないかと思います。
世界に興味津々の子供時代~気になるのは温暖化や貧しい国の話
流行の曲やドラマなどの話題は知らず、彼氏が欲しいと感じたこともなく、全くませた子供ではなかったです。
その時に興味があったのは、外の世界のことです。
小学生のときって、小学校のそこの世界しかない感じがしませんでしたか?
家と学校の行き来で、その時点では自分にとっての外の大きな世界は、学校だと感じていました。
しかし、ある時から、『学校だけが世界である』とは感じなくなりました。
小学校が終わったらどうなるんだろう。大人になったらどんな世界にいるの?
その興味は海外にまで広がっていました。
素朴な疑問アメリカ元副大統領のアル・ゴアが様々な研究を行い、地球温暖化が起きていることを証明しても、それに反論する政治家はたくさんいました。
それを知って子供ながらに憤りを感じました。
現在、ヴィーガン生活をしていますが、たまに空しくなり、地球環境の悪化に焦りを感じます。
私は特別、動物を食べることに疑問を抱いていませんでした。
ヴィーガンである人はそういう考えを幼少期から持っている人が多いです。
そういう考えを持って大人となり、動物を食べない生き方であるヴィーガンを選択するのは自然な流れだと思います。
そのため、考え方は頭おかしくありませんが、行動があまりにも習慣から逸脱しているため、頭おかしいと思われるのでしょう。
人とは違うことを実践している人たちで少数派なので、少なからず変わっている人であることが多いです。
では、「違うんじゃないか」と声を上げる勇気はどれほど何でしょうか。
これは全てのことに言えます。
看護師として泣き寝入りせず革命家となる
私は看護師をしていますが、医療の世界は思っている以上に勤務制度が整っていません。
それは、私たち雇われる側の看護師の責任でもあると思います。
職場で不当な扱いを受けて泣き寝入りする看護師は少なくありません。
しかし、私の同期は強く、本当にたくましいです。同期を見ていると、自分は間違ってないと自信を持て、そのおかげで勇気をもらえました。
そして、私は師長に問題に対しての改善策や、自分の意見を伝えました。
友達は
革命家ミク!!
と言ってくれました。
結局、私が求める職場の変化は叶わなかったけれど、伝えることが出来たので、後悔はありません。
また、そういう意見があると知ってもらえる機会となったので、良かったと思います。
職場環境を変えるには、「それは違うと思います」とまずは伝えることが大事です。
しかし、現状では、看護師が師長に「それは違う、こうしてほしい」と伝えることは難しく、職場環境は一般企業よりも悪く、古い考えの管理職の人たちが多いです。
最後に
これが『ヴィーガンは頭がおかしい』と言われる所以だと思います。
それが世界人口の1%の意見という、かなりの少数派であれば、なおさらです。
本音を言うと、早く植物性の食事が世界に広がって欲しいです。
だけど、みんなにそうなる必要性を知ってもらいたいため、急ぎません。
そして、もうすでにその重要性に気付いている人が増えてきて、世界は変わってきています。
もう焦る必要はないんだな、と思いました。
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