プラスチックフリー

エコなプラスチックフリー商品【キッチン編】

プラスチックの海洋問題は、海を介しているため、国境を越えて世界の最重要問題として懸命な取り組みがされています。

しかし、海から運ばれてビーチに流れ着くプラスチックは、増えるばかりです。

それに危機感を覚えた人はプラスチックフリー生活を心掛けていると思います。

今回は、エコなプラスチックフリー生活におすすめな商品をご紹介します。

  • プラスチックフリーの生活を取り入れたい!
  • エコな商品を知りたい!
  • 環境問題に興味があって自分も何かしたい!

プラスチックフリーの鍋

土鍋

油なしで使えるテフロン加工のフライパンは使いやすいです。

同様に、炊飯器もテフロン加工されています。

しかし、数年使うとその加工が剥がれてきて、下地が見えることはありませんか?

その剥がれたテフロンはプラスチックです。

それが料理中に剥がれた場合は、体内に摂取する可能性があります。

そこでおすすめなプラスチックフリー商品が土鍋や鉄鍋です。

土鍋

米を土鍋で炊くと、ふっくらつやのある米となり、栄養素も維持されます。

また、米の芯まで温まり、時間が経ってもすぐに冷めません。

土鍋を使用すると、米、本来の美味しさを損なうことなく、美味しく炊くことができます。

また、煮物煮豆も土鍋を使用して調理ができます。

調理後はその鍋ごと食卓に置くことができるため、便利です。

鉄鍋

鉄鍋は、いうまでもなく鉄でできているので、調理した料理に微妙な鉄が含まれます。

昔の日本人は鉄瓶でお茶を飲んでいたため、鉄不足で貧血になる人は多くいませんでした。

しかし、現在は鉄瓶の使用が減ったため、貧血になる人が急増しています。

貧血予防になり、プラスチックフリーでもある鉄鍋は、特に女性の方におすすめです。

食品保存容器

ガラス保存容器

プラスチックのタッパーの代用品はいくつかあります。

ガラス
陶器
琺瑯容器
ステンレス容器
スタッシャー

プラスチックのタッパーを電子レンジで温めると、ビスフェノールA(BPA)フタル酸エステルが溶け出し、生殖機能異常や神経異常、がんを引き起こす原因となります。

そのため、自身の健康を気遣う人は、安全に電子レンジで温められる耐熱性ガラス・陶器がおすすめです。

耐熱性ガラス

メリット
電子レンジ・オーブンの使用が可能

冷凍は基本できますが、製品によってはできない場合もあるので注意が必要です。

また、塩分や酸に強いので、食品のにおい移りや色移りがなく、お酢や油を入れても問題ありません。

そして、ガラス容器のため中身が見え、冷蔵庫に収納したときに、何の食品が入っているか把握しやすくなります。

デメリット
重い

陶器

メリット
電子レンジ・オーブンの使用が可能

しかし、製品によっては使用不可のものもあるので、確認してから購入してください。

デメリット
陶器は水分を吸収しやすいため、洗った後の乾燥が不十分な場合、カビやにおい移りの原因となります。また、衝撃により割れやすいので注意が必要です。

ステンレス

メリット
金属でできているため、熱伝導率が高い

ボウルで湯煎するときや、保温を維持したいときなどはステンレスがおすすめです。

熱伝導率が高いため、冷却性にも優れています。

そのため、サラダや和え物など、冷やして食べる料理の保存に適しています。冷凍も可能です。

注意

電子レンジの使用が不可

琺瑯

メリット
熱に強く、熱伝導率も高いため、直火やオーブンの使用が可能

IHに対応している商品もあります。

そして、琺瑯は酸にも強いため、ぬか漬けに適した容器です。

冷却性にも優れているため、冷やして食べるサラダや和え物にもおすすめです。また、冷凍が可能です。

冷蔵庫に入れる際、琺瑯なので中身が見えませんが、マジックで直接容器の側面に中身の内容を書いて、洗う時に側面も一緒に洗えばマジックがとれます。

デメリット
傷がつきやすいため、琺瑯鍋でハンドミキサーを使ったり、混ぜたりする際は注意が必要です。

注意

琺瑯容器は電子レンジの使用が不可

スタッシャー

メリット
電子レンジ・オーブン・冷凍が可能

スタッシャーは『サステイナビリティ(持続可能)』をコンセプトに開発されたシリコン製の保存パックです。

容器と違い、冷蔵庫内で横に場所をとりません。

スタッシャーを縦に並べられるため、冷蔵庫内をすっきりとさせます。

また、中身も見えるため、何が入っているのか把握しやすいです。

そして、スタッシャーは沸騰したお湯にそのまま入れることができます。

例えば、ブロッコリーを茹でる際、スタッシャーにブロッコリーを入れ、そのまま熱湯の中で茹でることが出来ます。

そのため、水溶性ビタミンなどがお湯に流れ出ることなく、スタッシャー内にとどまってくれます。

コーヒー金属フィルター

コーヒー ドリップ

コーヒーメーカーはとても便利なので、私も以前、使っていました。

しかし、ドリップ部分の内部にはフタル酸エステルBPAが使用されているため、ドリップ時の熱湯により、それが溶け出してしまいます。

健康を害する心配がなく、プラスチックフリーでおすすめなのが金属フィルターです。

コーヒーメーカーで便利なところは大容量をドリップできるところです。

これを金属フィルターでも適用させるために、私はコーヒーをコーヒーカップにドリップするのではなく、ティーポットや、使用しなくなったコーヒーメーカーのガラスポットにドリップしています。

人数分をそれぞれコーヒーカップにドリップすると、どうしてもコーヒーの濃さが違ってきてしまいます。

そのため、ティーポットやコーヒーのガラスポットにドリップすると、味のムラがなく、かつ大容量に作ることが出来ます。

コーヒーフィルターなしでドリップするとコーヒーの粉が少し飲み物に沈殿するので、コーヒーフィルターの併用をおすすめします。

以下の記事でエコなコーヒーフィルターを紹介しているので、ご興味があれば見て下さい。

最後に

プラスチックフリー商品のご紹介はいかがでしたか?

キッチンで日々使うものからプラスチックフリーにすることで、使う度に愛着が沸き、地球にも大きく貢献できると思います。

家にあるプラスチックをすぐに捨てなくても、少しずつ環境にやさしい商品にシフトしていくことをおすすめします。

急な生活の変化はストレスに繋がりやすいです。

自分のペースを見ながら、プラスチックフリー生活を楽しんでください。

ミクジェンヌ
ミクジェンヌ

プラスチックフリー商品を使用することで気分が上がり、人生が豊かになることを願います。

以下の記事でおすすめなエコ活を紹介しているので、ご興味があれば見て下さい。

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